売渡担保ってなんですか?

売渡担保とはどんな仕組みなのかまとめてみたブログ!

売渡担保はどんなものですか?

売渡担保とは、住宅など担保とするモノを売ったあとに、
借りたお金を返済すれば、そのモノを買い戻す(返還)する
ことができる仕組みです。

所有権やモノの価値を移動させるため、「売渡」「買戻」の
表記があります。
売渡しには、買い戻しという言い方もあります。
どちらも、担保となるモノの所有権の移動ですね。

Aを持っている人が、Bさんに渡す場合に「売り渡し」して、
借金の返済を進めるわけですし、返済が終わってBさんからAを
「買い戻し」することを約束して契約をします。
売り渡し、買い戻しのやりとりを見て分かる通り、担保となる
モノ(多くは住宅など)が、お金を返した後に、戻ってくる
というのが前提です。

そのため、契約で設定した期限の前に、売り渡した相手が、
それを転売した場合には、契約が不履行になります。
古くからの方法であることと、時代の経過と共に契約の概念や、
所有権の考え方が変化しているので、裁判で争うケースもあるようです。

また、担保という考え方は、お金を返すことを保証する
「抵当」ともつながるので、売り渡し抵当という表現もあります。
どのケースであれ、担保となるのは、個人であれば不動産で行う
処理だと考えてください。

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